「富嶽三十六景」は、江戸時代に絵師 葛飾北斎によって描かれた大判錦絵。斬新な構図やベロリン藍による彩色の美しさで人気が高い、北斎風景版画を代表とするシリーズである。「三十六景」とあるが、10図が追加出版されたため、全部で46枚となっている。また、追加出版された10枚は通称「裏富士」と呼ばれている。
"様々な角度から見える富士山"をテーマとしている作品。46枚すべて魅力的だが、とりわけ「神奈川沖浪裏」「山下白雨」「凱風快晴」は三大役物と呼ばれ、高い評価を得ている。
三大役物の一つ、「神奈川沖浪裏」
この作品は、現在の横浜にある本牧沖から富士山を眺めた景色が描かれている。荒々しくも雄大な大自然の威力をみごとに表現した一枚である。
巨大な波は今にも砕け落ちようとしており、その下の小舟は襲い掛かる波濤に抗うこともできぬまま、ただ潮流に身を任せている。この「神奈川沖浪裏」での波頭のとらえ方は、1/5000秒の超高速スピードでシャッターを切った瞬間のようだとみる説もある。
◎「神奈川沖浪裏」は【富嶽三十六景】の中でも評価が高く、国内外から人気を集めている。
「東海道五十三次」は、歌川広重の出世作である錦絵揃物。東海道そのものは幾度となく取り上げられてきたテーマであるが、広重は初めて純粋な風景版画集としてこの連作を世に送り出した。江戸と京都を結ぶ東海道の53の宿場町と起点「日本橋」、終点の「三条大橋」合わせて55枚に及ぶ連作である。旅情豊かに取り上げるこの作品は爆発的にヒットした。
現在は東海道新幹線で簡単に京都まで行けてしまうが、当時のように東海道を歩いてみるのもまた違う発見があって面白いだろう。
東京と京都を結ぶ東海道新幹線
江戸時代の名残を味わえる箱根旧街道
ハサミ、糊不要で誰でも簡単に作ることができるペーパークラフト!葛飾北斎の「富嶽三十六景」全46枚、歌川広重の「東海道五十三次」全55枚を完全収録した豆本です。
豆本キット内容は、①豆本(全四巻)②ブックケース(全四巻)③台座付き本棚になります。人気の「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」もしっかり収録されているので、じっくりと眺めることができますよ◎
